避妊・去勢手術 contraception / castration

避妊去勢について

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ワンちゃん、ネコちゃんは、オス、メスともに生後6ヶ月~8ヶ月で子供をつくることができるようになります。
子供を産ませる予定がないのであれば、将来的に起こる可能性のある病気の予防などを考慮し、去勢・避妊手術を検討していただければと思います。

去勢手術 castration

2つある精巣(睾丸)を摘出する手術です。ただし、停留精巣(下記参照)の場合、開腹手術が必要となる場合もあります。

停留精巣とは?

男の子において、精巣(睾丸)が陰嚢内に存在せず、腹腔内や鼠径部(股のあたり)にある状態です。
停留精巣の場合、去勢手術の方法が通常とは異なります。 腹腔内に存在する停留精巣では、開腹手術によって精巣を摘出します。

手術のメリット

  • 前立腺肥大や肛門周囲の腫瘍など男性ホルモンの関与が疑われている病気に関して、予防効果が期待できます。
  • マーキングの防止
  • 雄としての攻撃性の抑制

手術のデメリット

  • 手術後、太りやすくなる傾向があります。
  • 医療機器や薬の進歩により、以前に比べるとはるかに安全に麻酔をかける事が可能になりましたが、特異体質的要因がある為、100%安全なものではありません。

避妊手術 contraception

開腹手術により子宮と卵巣を摘出する手術です。手術することによって、生理(発情)がなくなり、子供を作ることができなくなります。

手術のメリット

  • 子宮蓄膿症(下記参照)や子宮・卵巣腫瘍などの予防になります。
  • 乳腺腫瘍の予防にもなります。
    しかし、発情を重ねる毎に予防効果が減っていってしまうので、初回発情前がベストなタイミングです。

子宮蓄膿症とは?

子宮内に細菌感染がおこり、膿が貯留してしまう病気です。中~高年に多発しますが、若齢で発症してしまう場合もあります。
重症化して命に関わる事もある、非常に怖い病気ですので予防(避妊手術)や早期発見が大切です。

手術のデメリット

  • 手術後、太りやすくなる傾向があります。
  • 医療機器や薬の進歩により、以前に比べるとはるかに安全に麻酔をかける事が可能になりましたが、特異体質的要因がある為、100%安全なものではありません。
  • 質により稀ではありますが、縫合糸に対して拒絶反応が出てしまう場合があります。
  • ホルモン性尿失禁

手術の流れ flow

去勢・避妊手術の可能な時期について

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生後6ヶ月以上で、健康状態が良好であれば、手術が可能です。

前日~手術後までの流れ

  • 手術は完全予約制となります。診察の際や受付で直接ご予約いただくか、電話にてご予約ください。
  • 手術当日は朝ごはんを抜いて、午前中の診察時間内に来院してください。
  • 万が一、朝ごはんを食べてしまった場合は当日手術を行う事が出来ませんので、連絡してください。

1.手術前日

日付けが変わる(手術当日)までに晩御飯を済ませていただき、夜12時以降は食べ物を与えないでください。

2.手術当日

朝ごはん・お水を抜き、午前中の診察時間内に来院してください。
万が一、朝ごはんを食べてしまった場合は手術出来ませんので病院に連絡してください。

3.手術後

避妊手術は、手術を受ける子の性格や麻酔の覚め具合によりますが基本一泊入院でお預かりしております。手術翌日の診察時間内にお迎えに来てあげてください。
入院の目的は、術後に安静にさせてあげる為です。手術を受けた子が、入院する事により過度に興奮してしまい、ご自宅の方が安静にできると判断させていただいた場合は、当日にお迎えに来ていただいております。(病院より連絡させていただきます)
術後の傷を舐めてしまう事を防止する為、エリザベスカラーの着用が必要になります。

4.手術後7日以降

抜糸

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